Text memorize blog→あまおか勇太のblogさん
Print,Press,DTP→Logicsystem : Elemental
アナログ製版やってもらってる協力会社からストリップフィルムの枯渇を宣言されております。
こうなると、下版時にちゃっと直してってわけには行かなくなりますな。何をやるにしても金か時間がかかるといった感じに。アナログ作業がほとんどのコミックも、スキャナで取り込んでデジタルに移行せざるおえないと言いたいところですが、逆に言えば金と時間で叩かなければ、まぁなんとかなるラインは残るでしょう、たぶん。
まー、デジタルかアナログのどちらを使うかなんてすでに編集が決められる話でもない気もしますが、コミックはアナログのほうにしかノウハウ残ってないし、デジタルで網点扱える(少なくとも意味が分かってる)人はさらに少ないみたいですから実に危うい。
つっても、元からデジタルで作ったコミックだからといってアナログをスキャンしてデジタル化に劣るかどうかは全然関係無いところがアレです。同人で自分で作って痛い目みないとなかなか身に付かないスキルではありますけど。
先月頼んで1ヶ月、順番待ちしてようやくデモしてもらいましたけど割と良さげですなNeo。雑誌メインでデータ入稿が大半になってる現状で、謎なPDFもちょこちょこ見受けられるので1つ買ったほうがいいかなとも思いました。Illustratorよりゃこっちのほうがいいだろと。Acrobatはアレだし、Pitstopはすでにサーバで自動化方面だし、そもそも遅いし。
GateKeeperはいろいろ組み合わせてワークフローの自動化を進めるソフト(サーバ?)ですけど、こっちは人の手でファイル動かしたりいろいろやってる部分を省力化できつつ、しかもフローチャートつーか図解というか説明できるようになってええな! みたいな感じです。さすが「ウチはこれで何人切れましたよハッハッハ」とかいう話を聞ける欧米製です。たしかに人いらんわ。IllustratorEPSやPDFからオーバープリント外して改めてスミノセ全部設定してさらに顧客にメール(文書もパラメータ埋めて自動作成)してプリントアウトして圧縮してFTPにうpとか。まー印刷屋よりゃ版元や広告代理店のほうがニーズあるような気もしますが!
#NeoはPitstop作ってるEnfocus製だってサカタの人もセールストークでゆってたよ!
そういや取り次ぎの人のblogってあるんでしょうか。大抵は版元・編集者系の「市ね!取り次ぎ!」的な話題しかひっかかんないよーな。
というかですね、配本予定に対する構え方が弱い編プロが制作してると血の気引くどころの騒ぎじゃないわけでマジで配本が遅れるそうな案件ががが。素人が雑誌やっちゃだめよねぇ。年末進行ってのは、単に長い休みがくるから前倒し、じゃなくて印刷や製本、加工の予定が詰まって身動きとれなくなるから前倒しなのにー。
いやそういうときに地方の印刷会社がいいんでしょうけど、運賃と時間が。地方版が多い情報誌系媒体だと各地の印刷会社にデータぶん投げてってことになるんでしょうけど、そういうわけにも。輪転回してる会社も老朽化と高齢化で店畳むとこばっかりだし、来年の今頃はどうなってんだろうか。
ターボサーバ(VPJ)からOSXServer(10.4.11)へのRetrospect複製バックアップが権限絡みでなんかうまくいきません。特権エラーで落ちるのはなんでだと。しょうがないのでcronでchflagsでロック外してとchgrpでグループ変更を一日一回動かすことに。なんか日曜大工的です。
それとは別なんですが、コミック版下用に使ってる560iがとうとう立ち上がらなくなりました。最近、部屋が暖まってないと動かないことが続いてましたがとうとう! ああ! おじいちゃん! さすがに代替機も無いので保守&機材交換で100まんえん払ってFFGSになんとかしてもらいました。絶望した! 遅いのであんま実用的でないラノビア@FFGSすら終売の世の中、いったいどうやってマンガの原稿を撮ればいいのか! モアレないようにB4に描かれた原稿を角度振ってスキャンするには巨大なワークエリアが必要だからラノビアじゃアレですけども。まぁエスコの数千万スキャナは明らかに買えないにしても、最近のだとキッチリとりすぎてちょっとモアレてしまいがち。つまり良い具合の精度の弱さがうまくマッチしてるというアナログ感が560iのいいところ。ハイデルのスキャナを中古で融通してもらったみたいに、560iの中古とか無いかな! 図書とか凸版とか大日本とか放出しないかしら。無理か。無理だな。同じようにハイデルのドラムスキャナも騙し騙しっぷりがいつまでやれるか分からないし、青焼き機も終売で超絶ヤバイし、どないしましょうかホント。
そして10.4ブートのIntel Macが草刈り場らしく、MacMiniやMacProを押さえた問屋が売り込みに。ははは。いつぞやのG5のように「5台出てきたんですよ」「どこの鉱山から掘り出したんですか」みたいな話が繰り返されるのでしょうかやぱし。
絶望した! Symantec AntiVirusはLuxScanのはき出すTiffを、「iPhone」や「iPod touch」のJailBreakに使うSafariのTiff周りのバグを利用したツールと判断して検疫する世の中に絶望した!
Bloodhound.Exploit.166
Bloodhound.Exploit.166 は、LibTIFF TIFFFindFieldInfo のリモートバッファオーバーフローの
脆弱性(BID 19793(英語))に対するヒューリスティック手法による検出名です。
この脆弱性の悪用は、TIFF イメージの処理におけるエラーによってトリガーされ、
Safari などの Web ブラウザで特別に細工された TIFF イメージが閲覧されたときに、
任意のコードを実行するために悪用される可能性があります。
次のものに該当します:
Apple iPod touch バージョン 1.1.1
Apple iPhone バージョン 1.1.1
4Cのオブジェクトにグレイスケールのグラデ(4CでKのみじゃなく、グレイスケールで)をのっけてCelebrantに流すと何故かオーバープリント状態が発生。
グラデーションコンパチブルは(画像に変換しちゃうから)もちろん大丈夫、EPS保存してDistillerに食わせても大丈夫。下位保存でAI10だとノセになり、AI8保存だと大丈夫。IllustratorからPDF保存だとダメ。AI10、AI8だとおけ。
と、いろいろ試しましたが、はたと気付いたのが「あ、Celebraが6.0.4のままで、celebrant Suiteに変えてない」点でございます。
http://fujifilm.jp/business/printing/jobwf/pdfwf/celebrant6/index.html
Trueflowが頻繁にパッチ当ててるのにCelebrantはパッチがこねーなと今さらながら。ハハハハ。そらあかんがな、CS2とか普通に対応してないよなw ちょっとFFGSの営業に値段を聞かんと!
それにしてもこれまで(ほとんど)問題にならなかったのは、CTP絡みの案件はほとんどTrueflowを使ってたのと、カラーページにグレイスケールのグラデを使うデザイナーがいなかったからかなやぱし。
#Celebrant6.0.4とCelebrant Suite(6.1)とはPDF1.5に対応、ってぐらいだそうで、なんかダメのようなorz
あああああ、まさかUSB(A-B)とDVI/DVIケーブルが足りなくなるとわ! 10.4の入ってるMacMiniを確保して、OS9マシンと使い分けるためにいろいろ買ったんですけど、売るほどあると思ってたUSBケーブルは意外と足りません。なんかFirewireは30本くらいあるのに、USBはほとんど無し。ガッデム。それに倉庫にあるのはDVI/D-Subケーブルばっかりだ! うむむむ。MacMiniに入ってるDVI/D-sub変換アダプタを使えば、DVI/D-SubケーブルはDVI/DVIになるんだろうか。
前世紀はDLTにデータを保存してたんですが、DVD-RAMに切り替えてしばらくしてドライブが死亡。修理に30まんかかる&とりあえずフィルムあるし&そもそも書籍とか商品チラシとか仕事無いし、ということでバックレているわけですが、切り替えたあと3年ほどデータを貯めたDVD-RAM数百枚も殻付きだったりするので、今じゃ使わないDVD-RAM(殻付きオッケー)ドライブごと保管中。つかPDってどこいったんですか、ぐらいの。
日々のミラーリングなバックアップにはAIT3を使っていたんですが、多連装とはいえデータ容量の増加に耐えられない&リプレイスしようにも上位のはずのAIT4との互換性が無いとかそういうアレな感じから、LTO3に切り替えてます。AIT3のテープと多連装ドライブはセットで保管してありますが、アーカイブでは使ってなかったですし、まぁ使わないでしょう、たぶん。社内システム課に「使う?」って聞いても「使う先が無いヨ」といわれてますし、現場もHDDでサーバ組むほうが速いし大きいし。なによりAIT3自体が壊れやすいのでまだソフトRAIDのほうが100万倍マシというのがアレです。
んで、同様にしてネット入稿(宅ファイル便とか!)されるデータは圧縮してもらってるんですが、アーカイバがいろいろっつーかそもそもどういう環境で何のソフトつかってんのかさっぱりわかりません。.lzhとかは果たしてWindowsで作ってLhasaとかなのか、アーカイブだけMacLHAとかなのか、OS9なのかOSXなのか、あああああ。.sitも圧縮側と解凍側のバージョンによって動きが違うし、.zipに至ってはOSXなのかWINなのか、OSXならバージョンによって(今でも10.2でやってるデザイナーさんもいますし!)アレです。こうなると、テープメディアみたいにアーカイバ自体を添付してデータを送信するってことになるよーな。つか、MacLHAの.lzhをダブルクリックするとStuffIt Expanderが動いちゃうのがアレか。ううう。
そこであれですよ、PDF。ステキなPDF。世界を変えるPDF。ホントにそうならいいけど、PDFも作り手の環境つーか設定を把握して作ってるデザイナーさんって少ないよね、みたいな感じなのでやぱしダメです。データを圧縮して用意する側が違う環境を用意して確認できりゃいいんだけど、「印刷屋ってのはとりあえずぶんなげて全部押し付けるためにあるんだ」以外の考えを持ってる版元っていらっしゃるのでしょうか。とか。