Text memorize blog→あまおか勇太のblogさん
Print,Press,DTP→Logicsystem : Elemental
http://www.gamespark.jp/modules/news/index.php?p=2778
昔Dragon Shardというエベロン準拠のRTSがありまし(ry
『Dungeons & Dragons Tactics』 http://www.atari.com/danddtactics/US/
まぁあれです。このまえ版元の新入社員のみなさんに説明したんですが、「アナログ」と「デジタル」はそれぞれ「雰囲気」と「効率」に対応してると。デジタル化は良いとか悪いとかじゃなく、効率化のためだと。アナログは雰囲気というか、ゆとりというか、数値にできるけど精度はデジタルの2桁は上でないとアレだというか。まだデジタルではアナログの解像度っつーか表現力には達して無いわけですよ。アナログのもやもやしたところをざっくり切って整理しちゃうのがデジタル。これまでナァナァにしてきたものをキレイに整えるわけだ。これによって効率化という名の時間短縮&コスト削減が達成されてしまうわけですが、まぁそのぶん無くなっちゃうものも多いわけでして。これは別に印刷には限ってないかしら。
んで、雰囲気、効率のどっちを取るか。これはお金を出す方が選ぶわけで、そしてまた世の中の大半のお金出す側は効率化をとっちゃってるわけね。そして雰囲気のほうに金がいかないもんだから、なにかする作業での単価は上がっちゃって、さらに頼みづらくなったり。さらに雰囲気で使う機械も道具も売れないから作られなくなって、さらに単価も上がるといった寸法で。
昔のように、がんばって働く熟練工さんたちがたくさんいればいいんですけど、まぁ世の中のニーズの多くは安く適当にってことなんで、そのへんは回り回ってる気がします。安くて早くてうまいってのは、安い割に早くて安い割にうまいってのであって、高いものと比べるようなモンではないですな。特に何かを作る業界では。さらにコミックなんて雰囲気を食うにもかかわらずものすごい勢いで消費される業界では。
つか、なんにしてもこだわりのある出版社は納期はちゃんとしてるし変な値段叩きも少ない傾向があるよーな。いや、というか根拠の無いデジタル信仰は勘弁していただきたいorz
うわ、実に説教臭くかつナード感に溢れちゃったのでスルー推奨。