===質疑応答 2004年01月14日版  この質疑応答は、セッションを円滑に進めるために、コピーしたり、それを無償で配布することを許可します。ただし、ファイル名や内容などを変更することを一切禁じます。「無償の配布」には、インターネットのホームページに掲載することを含みます。 ==================================== (C)2003 FarEast Amusement Research Co.,ltd.(C)2003 FujimiShobo ■ロイス Q:ロイスを結ぶ時に、関係表にあるもの以外の関係を作ってもいいでしょうか? A:構いません。ただし、その際には必ずGMの許可を得て行なってください。 ■行為判定 Q:エフェクトやタイタスによって、クリティカル値が1になったらどういう処理をすればよいのでしょうか? A:基本的に、達成値が無限に上昇するので、どんな判定にも成功します。また、ダメージも無限に上昇します。  ただし、ファンブルだった場合、判定は自動失敗になります。よって、1回だけダイスを振りファンブルでなければ、達成値は無限大ということになります。  なお、対決の際に、双方ともクリティカル値が1だった場合、受動側の勝利となります。 ■自律判定 Q:自律判定のダイスは、最大どれくらいまで増やせるんでしょうか? A:ロイスを7個持っていると仮定します。まず最初に振る時点で、“侵蝕率による経験点”を0にすることで、2倍、つまり14個にすることができます。さらに、14個を振った後で、レコードシートからもらえる経験点を0にすることで、さらに7個を振ることができます。  つまり、最終的にはロイスの3倍、21個を振ったことになります。 ■戦闘 Q:[カバーリング]は、誰かが[避け]の判定に失敗した後に宣言できますか? A:はい。[カバーリング]を行なうキャラクターが同一エンゲージにいる、[未行動]であるなどの条件を満たしていれば、対象の判定の後に宣言できます。 Q:[対象:範囲]の攻撃を受けた時、[カバーリング]をしたいのですが、その場合にダメージをどのように適用するのかよくわかりません。 A:まず[カバーリング]を宣言した後、対象を決定してください。次に、[防御判定]を一度だけ行ないます。その結果、ダメージが発生した場合、その実ダメージを2倍にして【HP】を減らしてください。  なお、1回の攻撃に対しては、1回しか[カバーリング]を行なえないものとします。 Q:セカンドアクションにおいて、待機を宣言することはできますか? A:セカンドアクションは特有のエフェクトを使用しなければいけないので、待機を宣言することはできません。 Q:セカンドアクションにおいて、マイナーアクションは行なえますか? A:セカンドアクションを行なえるエフェクトは、すべて[タイミング:メジャーアクション]となっていますので、行なえません。 ■エフェクト Q:《ワーディング》を使用すると、非オーヴァードのキャラクターは、エキストラになるということですが、対象を眠らせるというようなことはできますか? A:エキストラとなったキャラクターをどのように扱うかは、《ワーディング》の使用者が決定できます。たとえば、ガタガタ震えて、動けなくなってしまっても構わないでしょうし、眠ったり、本能的に近づかないなどというような扱いにしても構いません。ただし、この時には、必ずGMの許可が必要になるものとします。  GMはシナリオの進行に支障が出るようであれば、プレイヤーの申し出を却下しても構いません。 Q:《ライトスピード》を使用した場合、組み合わせたエフェクトによる、侵蝕率上昇は2度起こるのでしょうか? A:《ライトスピード》による攻撃は別個のものとして扱います。すなわち、判定は2回行われますし、侵蝕率も2回上昇します。侵蝕率効果表は、判定の度にチェックしてください。 Q:《主人への忠誠》の使い方がわかりません。 A:まず《主人への忠誠》の使用を宣言します。その後、《血の従者》の判定を行ない、【HP】が何点ある従者が登場したのかを決定します。この時、あなた自身が登場することはできません。 Q:《ライトスピード》と、《マルチアタック》などの1セッションに1回だけ使用できるエフェクトを組み合わせることは可能ですか? A:使用できません。2回の攻撃のそれぞれにそのエフェクトを組み合わせなければなりません。よって、セッション中に1回しか使用できないエフェクトは《ライトスピード》には使用できません。 Q:《物質合成》を使用して、《インフィニティ・ウェポン》や《氷剣》などのエフェクトで作成した武器を、合成できますか? A:可能です。 Q:《物質合成》を使用して、エフェクトで作成した武器と、普通の(非エフェクトの)武器との合成は可能ですか? A:できません。エフェクトで作成したものはエフェクトで作成したもの同士でしか合成できません。 Q:《氷の剣》のように、武器を作成するエフェクトで、1回に何本もの武器を作ることはできますか? A:できません。同名のエフェクトが効果を発揮している間に、エフェクトが再起動することはありません。これは、同名のエフェクトの効果が重ならないのと同じです。もちろん、何らかの効果や影響により、効果が終了した後に、もう1回、使用する分には問題ありません。 Q:攻撃側が《氷剣》で作った剣で単純に攻撃してきた場合、防御側に《不燃体》の効果は適用されますか? つまり、攻撃側がメジャーアクションで他のサラマンダーエフェクトを組み合わせていなくても、“サラマンダーエフェクトを使った”と見なされるのでしょうか? A:使えません。そのシンドロームのエフェクトの対象になった時のみ使用できます。《氷剣》の対象は自身なので、この場合、エフェクトの対象になっているとは考えません。 Q:PCが死んだ時、《リザレクト》やタイタスなどを使って復活できるわけですが、この時復活直後は「転倒」となっているのでしょうか? A:いいえ。《リザレクト》やタイタスなどで[昏倒状態]を回復した時は、[転倒]にはなりません。 Q:《オーバードーズ》の処理が良く分かりません。 A:《熱狂》に《オーバードーズ》を組み合わせたとします。《熱狂》の効果は対象の【肉体】に[LV+2]のダイスボーナス、【精神】に[LV×3]個のダイスペナルティを与えるという効果です。《オーバードーズ》はエフェクトの固定値(係数含む)に+2をするという効果なので、【肉体】に[LV+4]のダイスボーナス、【精神】に[LV×5]のダイスペナルティを与えるという効果になります。なお、《オーバードーズ》の効果によって、侵蝕値は上昇しません。 Q:《瀉血》など特定のシンドロームのエフェクトに対するリアクションに効果を発揮するエフェクトを、それ以外の攻撃に対して使用することは可能ですか? A:できません。《瀉血》ならば、相手がブラム=ストーカーのエフェクトを使用した時のみ宣言することが可能です。効果を発揮しないタイミングでエフェクトの宣言をすることはできません。 Q:使用する技能とタイミングが同じ、「白兵攻撃として扱うエフェクト」と「素手による白兵攻撃として扱うエフェクト」を組み合わせた場合、その攻撃は素手によるものとして扱うのでしょうか? A:扱います。 Q:《ポルターガイスト》や《毒の刃》などの、“白兵攻撃”の攻撃力を上昇させるエフェクトを使用して、“白兵攻撃扱い”のエフェクトの攻撃力を上昇させる事は可能ですか? A:可能です。 Q:目標値:後述は侵蝕率の効果で現象しますか? A:はい。減少します。 Q:カバーリングで《龍鱗》は使用できますか? A:使用できます。ただし、その際は[受け]を行なうことはできません。 Q:防御行動の代わりに行なえるエフェクトは、カバーリング時に使用できますか? A:使用できます。《竜鱗》と同様に考えてください。 Q:射程の違うエフェクトを組み合わせた時の処理がわかりません。 A:基本的には、短い方に合わせてください。ただし、《焦熱の弾丸》のような“至近距離には使用できない”というエフェクトと、《氷の理》のような”至近距離にしか使用できない”エフェクトは組み合わせることができません。 Q:《氷の理》のように“白兵攻撃扱い”のエフェクトと《氷の塔》のように“射撃攻撃扱い”のエフェクトを組み合わせた場合の処理がわかりません。 A:この場合、白兵攻撃として扱ってください。また、射程距離は短い方に合わせますので、自動的に接近距離のキャラクターのみを対象とすることになります。 Q:ソラリスのエフェクト、《絶対の恐怖》は通常攻撃と同じく、ダメージに[命中判定の達成値÷10+1]個のダイスを加えるのですか? A:はい。加えます。 Q:《スターダストレイン》は、エンジェルハィロゥのエフェクト以外でも対象を書き換えることができますか? A:最低でも、エンジェルハィロゥのエフェクトをひとつ組み合わせてください。そうすれば、他のシンドロームのエフェクトを組み合わせることができるとします。 Q:《がらんどうの肉体》など、ダメージを軽減するエフェクトで、《電光石火》などのダメージを軽減できますか? A:できません。これらはエフェクトの代償として発生するものなので、軽減はできないとします。 Q:従者は[カバーリング]できますか? A:できます。処理は通常どおり行なってください。なお、このとき従者への命令は必要ないものとします。 Q:従者の【HP】が0になった時に、《リザレクト》は宣言できますか? A:できません。従者は【HP】が0になった瞬間に[死亡]するものとします。そのため、《リザレクト》を行なっても回復は行なわれません。 Q:エフェクトのレベルを故意に下げて使用できますか? A:はい。使用できます。 Q:《電光石火》を1ターンに複数回使用した場合、クリンナップに受けるダメージは何回になるのでしょうか? A:《電光石火》、《炎神の怒り》など、使用することによってクリンナッププロセスにダメージを受けるエフェクトは、そのラウンド中に何回使用しても受けるダメージは一回です。 Q:《マルチウェポン》で素手と白兵武器を同時に使用した場合、“素手でのみ使用可能”というエフェクトを組み合わせることはできますか? A:可能です。この場合、素手の攻撃力に武器の攻撃力を足す、と考えてください。 Q:[攻撃力:−]となっている武器は、攻撃に使用できますか? A:攻撃には使用できません。 Q:カバーリングをしても行動済みにならない《炎陣》を使用して、《カウンター》を使用した場合、行動済みになるのでしょうか? A:行動済みになります。このような場合、“行動済みになる”という効果の方が優先されるものとします。 Q:実ダメージを軽減するエフェクトで、《終末の炎》による【HP】の消費を軽減することはできますか? A:できません。エフェクトを使用することによって、代償として発生するダメージは軽減できないものとします。 ■アイテム Q:サブマシンガンの対象がわかりません。 A:サブマシンガンは、使用する際に対象を1体か、1エンゲージかを選択できます。ただし、1エンゲージを選択した場合、そのエンゲージに存在するすべてのキャラクターを対象とします。つまり、一部のキャラクターを対象にしない、というような選択は行なえません。この効果が使用するエフェクトと矛盾する場合、エフェクトが優先されます。 ■Dロイス Q:Dロイス:古代種で取得できるエフェクトは、どのシンドロームでもないものとして扱うのでしょうか? A:その通りです。 Q:Dロイス:複製体で変異種のエフェクトを取得することは可能でしょうか? A:できません。Dロイスによって取得できるエフェクトは、複製体の能力では取得できないものとします。 Q:Dロイス:複製体で、[侵蝕値:−]のエフェクトを取得した場合、Dロイス:複製体の“侵蝕値に+2する”という効果はどうなるのでしょうか? A:[侵蝕値:−]というエフェクトの侵蝕率は変化しないものとします。 ========================